「実習のうちに聴診器って買った方がいいの?」
これ、結構多くの学生さんが悩むポイントだと思います。結論から言うと、看護学生は買っておくべき、リハビリテーション学生・実習生は就職後でも遅くないです。ただし買うなら安物は絶対にNG。買うならリットマン クラシックIII一択です。
この記事では、PT歴18年・集中治療理学療法士として、看護学生・リハビリテーション学生・実習生が聴診器選びで後悔しないための本音の情報をお伝えします。

- 臨床1年目の現役理学療法士
- 認定理学療法士(呼吸)、集中治療理学療法士、3学会合同呼吸療法認定士、呼吸ケア指導士
- 集中治療室、救命救急病棟、一般病棟にて呼吸器疾患、重症疾患患者さんの治療に日々奮闘中
- 医療の最前線から本当に必要な情報を発信します
看護学生とリハビリテーション学生・実習生で答えが違う
看護学生は買っておくべき
看護学生の場合、実習中にバイタルサインチェックとして聴診器を使う場面が出てきます。現代の実習ではデジタル血圧計が主流になっているので、以前ほど聴診器が必須という場面は減っているかもしれません。ただ災害時など緊急の場面ではアナログでの血圧測定が必要になることもあり、やり方として知っておくべきスキルです。
実習先によっては学校からの斡旋があります。その場合はまずそちらに従うのが確実です。斡旋でリットマンを勧められたら間違いありません。「何でもいいよ」と言われたら、クラシックIIIを選んでおけば就職後もずっと使えます。
リハビリテーション学生・実習生は就職後でも遅くない
リハビリテーション学生の場合、実習中に内部障害をメインで担当する場面はそれほど多くありません。現場に備品として聴診器がある場合はそれを借りれば十分ですし、指導者が聴診に重きを置いていないケースも正直多いです。
なので、わざわざ実習のうちから買う必要性は低いです。現場に出て「本当に必要だ」と感じたとき、このブログに戻ってきてもらえれば、何を選べばいいかの答えがここにあります。
ただし、実習前に買っておきたいという方はクラシックIIIを選んでおけば間違いありません。
安物を買うと実習先で起きるこ
「とりあえず安いものでいいか」と思って選ぶと、実習先で困ることになります。
まず音が拾えません。イヤーピースがスカスカで外の音が筒抜けになり、膜面の性能が低くて繊細な音が全く聞こえない。これでは聴診器を持っている意味がないんです。
そして「聴診器持ってます」と言いながら使えない聴診器を出すと、実習先での評価が下がります。現場の指導者は面と向かっては言いません。でも裏では確実に見ています。
逆に、クラシックIIIを出す実習生は「ちゃんとした指導者についてるな」と伝わります。聴診器一本でその人の姿勢が見えるんです。
買うなら何を選ぶか
【最推奨】リットマン クラシックIII
実習から就職後まで長く使えるモデルです。高すぎず安すぎず、実習先での印象もちょうどいい。「調子乗ってる」とも「やばいの使ってる」とも思われない、絶妙なバランスの1本です。
価格:約13,400〜15,800円(Amazon参考価格)

カラーの選び方も実は大事
スモークカラーを選んで評価が落ちることはありません。でもプラスになることも絶対にないです。
実習生の立場でかっこよさを前面に出すと「現場も知らないのに物だけこだわってる」と思われる可能性があります。損しかない選択はしない方がいい。実習生のうちに大事なのは、指導者からきちんと指導を受けて現場でこなせる能力を身につけることです。かっこよさは就職後に自分のスタイルが固まってからで十分です。
ブラック・ネイビー・ワインレッドなど定番カラーを選んでおくのが無難です。
ST(言語聴覚士)を目指す学生さんへ
STの聴診器の活用場面については、正直私の専門外になります。ただ汎用性という意味ではクラシックIIIが最も無難な選択です。どの職種に就いても対応できる1本として間違いありません。
まとめ:急いで買わなくていい、でも買うならクラシックIII
- 看護学生:買っておくべき・迷ったらクラシックIII
- リハビリテーション学生・実習生:就職後でも遅くないが買うならクラシックIII
- ST学生:専門的な判断は難しいがクラシックIIIが無難
- 安物は絶対NG・スモークカラーは実習生には避けた方が無難
- 購入時は必ず名前の刻印を入れること
今すぐ買う必要がない方も、いざ買うときにこのブログに戻ってきてください。何を選べばいいか迷ったとき、選択肢を絞れる情報がここにあります。

📚 参考・引用文献
- 執筆者の臨床経験(PT歴18年・ICU勤務・集中治療理学療法士)に基づく
- 3M リットマン公式製品情報
